2021年9月20日
1300年
復元建築遺産に 1300年の 時を 楽しむ。
神社仏閣巡りを自称される方の中には、復元建築を軽視し、見に行く事すらなく 一笑する人も多い。
薬師寺 西塔 金堂 大講堂、興福寺 中金堂 始め、平城京 朱雀門 大極殿 が、宮大工や瓦職人など、往時の建築技法に基づき 復元され、1300年前に 甦っている。
視点を変えれば、創建当時の 1300年前に 立ち会えたことになる。
さらに 今から 1300年後の人々には、この 復元された 建築物が 1300年の時を経た 建築遺産として 仰ぎ見られる訳であり、共に 凄い 歴史ロマンである。
そんな訳で、今 奈良の都は 1300年を タイムスリップして 行き来ができる 、まさに 時空の旅人になれる素晴らしい 古都 なのである。
平城宮跡 第一次大極殿院 南門の復原整備工事が、2022年3月の完成を目指し行われている。
復元には480m3の木材が必要なため、紀伊山地からヒノキなどの木材を調達した。宮大工による伝統技術を活用しており、槍鉋(やりがんな)や手斧(ておの)などの工具を使い、木材を加工している(建通新聞から)。
来春には コロナの終息を願い ふたたびの奈良に、完成なった 平城京 南門 を訪ねて見たいと思う。
興福寺 中金堂 (こうふくじ ちゅうこんどう)
平城京 大極殿 (へいじょうきょう だいごくでん)
平城京 大極殿院 南門 (配置図)
カテゴリー: 日記 — mori-oyaji 11:44 AM Comments (0)