2019年11月11日
甦れ熊本城
昨日のNHK 「熊本城復旧への舞台裏」は良かったですね、・・・・ 感動しました。
歴史的 建築遺産が大好きな自分だが、現代の世に甦らせる 復旧・復元は素晴らしいことだと思っている。
なぜなら材料(木材~鉄釘に至り)の調達から、石工~瓦職人~宮大工~左官 始め多くの職人の方々の切磋琢磨され伝承された 知恵と技術力の結集によって始めて 完成をみることができるからである。
奈良 薬師寺の、1300年を経た 東塔、片や 1300年 前に 甦った 西塔、今は高さが異なるようだが、500年後には 同じ高さになるように建築されていると言う (法隆寺・薬師寺 宮大工 棟梁の西岡常一)。
先に焼失した 首里城、心配していた通り、ヒノキの調達、瓦職人が亡くなられた等で困難が露見してきたようである。 早い復元を望む理由が 沖縄の象徴であるからとするならば、何故もっと大切にしなかったのか 危機管理の欠落?はとても残念である。
天平文化、奈良の都~寺院、復元建造物を軽視する方もいるが、とんでもないことである。
フォトは 平成18年に行った時の熊本城である、震災による完全復旧には 自分は時間が足りないようである。
当時は施工中だった、本丸御殿も復元が成ったことだし。
本丸が甦った今、近いうちに再び訪れようと思う、 加藤清正が築城 肥後の国〝 熊本城 〟を。
カテゴリー: 日記 — mori-oyaji 10:20 AM Comments (2)